初めて阪急線を利用した話

あと6時間で年が開けるのに,ネットカフェのオープンシートでブログを書いています.

12月29日,友人のご厚意もあって関西地方に行きました.そこで,阪急電車を初めて利用しました.

出発は新開地駅

新開地駅は,兵庫県神戸市にある駅です.阪急の他に,阪神電車神戸高速鉄道の電車も来ます.神戸を通っている私鉄が一気に集まる場所になっているので,この駅は構造が複雑になっています.

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これが新開地駅の運賃表.画質が粗いので少し見にくいかもしれません.私鉄が一気に集まっている駅なので,運賃表も複雑になっています.よく見るとわかりますが,阪神電車で行っても,阪急電車で行っても,神戸三宮(130円)や大阪難波(450円)の運賃は同額になっているのがわかります.神戸三宮や大阪梅田に行く場合は完全に宗教戦争となるわけです.

阪急で大阪梅田へ

今回は,阪急電車で大阪梅田に行くことにしました.阪急電車は「一般車両なのに高級感が漂っている」「阪急の大阪梅田駅はとてもきれい」という評判から,一度行って見たいと思って阪急電車にしました.

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というわけで大阪梅田ゆきの電車に乗るわけですが,この発車標は同じ大阪梅田ゆきを表示しています.しかし,会社が全然違います.表記的には1文字しか違わないので間違えそうです.白枠がついているかついていないかで阪急か阪神かを見分けるそうですが,知らない人からすると,どっちも同じに見えます.

新開地駅を出発,神戸三宮などの市街地を抜けて,高速で駆け抜ける阪急電車.意外と阪急電車って速いんですね.時速110kmが阪急電車においては最高速度なのですが,それよりも早く感じました.住宅が近くに感じたからでしょうか.

阪急の大阪梅田駅に到着

揺られること30分,ついに阪急の大阪梅田駅に到着しました.

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降りてすぐ,見てください.このピッカピカな床.こんな光沢感のある床を駅で見るのは初めてです.毎日毎日磨いているのだろうなと実感します.これだけで高級感が漂っている感じがします.

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到着して阪急の電車をパシャリ.阪急電車の車体はこのマルーン色で統一されています.ステンレス車両で金属臭漂う車両が蔓延る現代で,阪急は意地でもマルーン色の電車にしているそうです.このマルーン色がまた良いんですよね.ちょっとリッチな気分になります.

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そして,このターミナル駅にふさわしいホーム.迫力満点です.ヨーロッパのターミナル駅を模して造られているようです.大阪梅田駅は9番線(阪急では9 号線 と呼ぶ)まであるのですが,すべて左右両方にホームがあります.

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そして,この改札の数.ズラーッと自動改札機が並んでいます.ちなみに,写真には映っていないんですが,もう左側にも改札機が20台ぐらいあります.これは本当にすごいです.この改札口においては自動改札機が43台あるそうです.もちろん,同一改札口における自動改札機の台数日本一です.自動改札機は1台の価格がすごく高いんですが,こんなに多数置いてあるのはメンテナンス的に大丈夫なんだろうかと心配になってしまいます.


ということで阪急を初めて利用してのレビューみたいなブログでした.みなさんも,ぜひ阪急の大阪梅田駅にはぜひ一度行ってみてください.終電間際には,第三の男が流れるそうですよ.それも聴いてみたいですね.