macOS Catalinaでヒラギノ角ゴPro/ProNが消える

macOS Catalinaが日本時間の10月8日午前2時ぐらいにリリースされまして,早速アップグレードしました.

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アップデートは順調に終了.設定も終わり,いざChromeを開いてみると・・・

あれ?

フォントがおかしい.

ヒラギノの匂いがしないフォントになっている気がしたのでFont Bookを見てみると・・・

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Font Bookで「ヒラギノ」と検索すると

ヒラギノ角ゴPro/ProNが消えているではありませんか

Catalinaではヒラギノ角ゴシックにすべて統合された形になったんですね.だからChromeを開くとフォントが変わっていたのですね.

ヒラギノ角ゴシックとヒラギノ角ゴPro/ProNの違い

ヒラギノ角ゴPro/ProN」は,かなり昔からmacOSに搭載されていました.もちろん,今までのmacOSの日本語フォントの主流はこちらでした.しかし,OS X El Capitanから「ヒラギノ角ゴシック」が搭載されるようになりました.

ヒラギノ角ゴPro/ProN」ではウェイトがW3とW6の2種類しかなかったのですが,「ヒラギノ角ゴシック」はW0からW9の10種類のウェイトを選ぶことができます.また,形も微妙に違うみたいです(特に濁点とか).

それにしても,まさか統合されるとは思いませんでした.思い切った判断をしたと思います.

Chromeでのヒラギノ角ゴシックの設定方法

[設定] -> [フォントをカスタマイズ]から,標準形・サンセリフ系のフォントを「ヒラギノ角ゴシック」に変えることで,ヒラギノの匂いを体感できます.

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他のアプリケーションもフォントが変わっている可能性があるので要確認.