いつの間にか homebrew-cask のインストールコマンドが変わっている
研究室で iMac Pro が届いたので,homebrew-cask を使ってアプリをダウンロードしたいと思って,いつも通りコマンドを入れてみたらエラーを吐き出し.
brew cask install docker Error: Unknown command: cask
そうしたらエラーを吐き出した.
え?caskがない?入ってないのかなと思ってbrewからcaskを入れたが結局ダメ.
brew install cask (インストール成功) brew cask install docker Error: Unknown command: cask
「おかしいなぁ…」と思って,コマンド一覧を確かめると…
brew install commands
ない!caskがない!(casksはcaskでインストール可能なアプリ一覧を表示するコマンド)
(参考)前まで使っていたPCにはちゃんとある
色々調べていると,どうやら cask経由でインストールするときのコマンドが変更になった との情報が.具体的には install
コマンドに --cask
をつけるようになったらしい.
brew install --cask docker (インストール成功)🍺
いつの間に変わったのか… 3.0.0から?
よくよく見たらhomebrewの公式ページに書いてありました.
初めて阪急線を利用した話
あと6時間で年が開けるのに,ネットカフェのオープンシートでブログを書いています.
12月29日,友人のご厚意もあって関西地方に行きました.そこで,阪急電車を初めて利用しました.
出発は新開地駅
新開地駅は,兵庫県神戸市にある駅です.阪急の他に,阪神電車と神戸高速鉄道の電車も来ます.神戸を通っている私鉄が一気に集まる場所になっているので,この駅は構造が複雑になっています.
これが新開地駅の運賃表.画質が粗いので少し見にくいかもしれません.私鉄が一気に集まっている駅なので,運賃表も複雑になっています.よく見るとわかりますが,阪神電車で行っても,阪急電車で行っても,神戸三宮(130円)や大阪難波(450円)の運賃は同額になっているのがわかります.神戸三宮や大阪梅田に行く場合は完全に宗教戦争となるわけです.
阪急で大阪梅田へ
今回は,阪急電車で大阪梅田に行くことにしました.阪急電車は「一般車両なのに高級感が漂っている」「阪急の大阪梅田駅はとてもきれい」という評判から,一度行って見たいと思って阪急電車にしました.
というわけで大阪梅田ゆきの電車に乗るわけですが,この発車標は同じ大阪梅田ゆきを表示しています.しかし,会社が全然違います.表記的には1文字しか違わないので間違えそうです.白枠がついているかついていないかで阪急か阪神かを見分けるそうですが,知らない人からすると,どっちも同じに見えます.
新開地駅を出発,神戸三宮などの市街地を抜けて,高速で駆け抜ける阪急電車.意外と阪急電車って速いんですね.時速110kmが阪急電車においては最高速度なのですが,それよりも早く感じました.住宅が近くに感じたからでしょうか.
阪急の大阪梅田駅に到着
揺られること30分,ついに阪急の大阪梅田駅に到着しました.
降りてすぐ,見てください.このピッカピカな床.こんな光沢感のある床を駅で見るのは初めてです.毎日毎日磨いているのだろうなと実感します.これだけで高級感が漂っている感じがします.
到着して阪急の電車をパシャリ.阪急電車の車体はこのマルーン色で統一されています.ステンレス車両で金属臭漂う車両が蔓延る現代で,阪急は意地でもマルーン色の電車にしているそうです.このマルーン色がまた良いんですよね.ちょっとリッチな気分になります.
そして,このターミナル駅にふさわしいホーム.迫力満点です.ヨーロッパのターミナル駅を模して造られているようです.大阪梅田駅は9番線(阪急では9 号線 と呼ぶ)まであるのですが,すべて左右両方にホームがあります.
そして,この改札の数.ズラーッと自動改札機が並んでいます.ちなみに,写真には映っていないんですが,もう左側にも改札機が20台ぐらいあります.これは本当にすごいです.この改札口においては自動改札機が43台あるそうです.もちろん,同一改札口における自動改札機の台数日本一です.自動改札機は1台の価格がすごく高いんですが,こんなに多数置いてあるのはメンテナンス的に大丈夫なんだろうかと心配になってしまいます.
ということで阪急を初めて利用してのレビューみたいなブログでした.みなさんも,ぜひ阪急の大阪梅田駅にはぜひ一度行ってみてください.終電間際には,第三の男が流れるそうですよ.それも聴いてみたいですね.
豊橋駅の自動改札機がリニューアルしている
豊橋駅の改札を通ってみて,なにかICカードの反応は鈍くなったなと思ったら,豊橋駅の自動改札機が新しくなっていました.
今年の3月に愛知環状鉄道にICカードが やっと 導入されましたが,新豊田駅や八草駅など愛環の比較的大きな駅に設置されている自動改札機とほぼ同じものが設置されていました.
この自動改札機,従来と比べてICカードの読み取り強度が弱くなっていると思います.これは複数のICカードを誤認識するトラブルを防ぐためなのかなという勝手な憶測です.
前の自動改札機の読み取り強度はかなり強かったです.カードケースの奥の方にICカードがあっても読み取りました.その癖で自動改札機を通ってしまうと,もれなく改札機に止められます.
JR豊橋駅の中に私鉄路線?
余談ですが,この豊橋駅はJRの駅なのですが,なんと名鉄(私鉄・名古屋鉄道)の定期も通り,名鉄の切符も通ります.これは名鉄がJR豊橋駅のホームの一部を借りて豊橋駅として運営しているからです.それに加え名鉄は線路も豊橋駅から5km程,JRの線路を間借りしています.
これは歴史的経緯があるのですが,話は省略します.このような事情があり,JR豊橋駅の改札機は名鉄の切符も吸い込みます.これ,地味に誤乗車するリスクが高いって言ってるようなものですので,利用する際は気をつけてください.
macOS Catalinaでヒラギノ角ゴPro/ProNが消える
macOS Catalinaが日本時間の10月8日午前2時ぐらいにリリースされまして,早速アップグレードしました.
アップデートは順調に終了.設定も終わり,いざChromeを開いてみると・・・
あれ?
フォントがおかしい.
ヒラギノの匂いがしないフォントになっている気がしたのでFont Bookを見てみると・・・
ヒラギノ角ゴPro/ProNが消えているではありませんか
Catalinaではヒラギノ角ゴシックにすべて統合された形になったんですね.だからChromeを開くとフォントが変わっていたのですね.
ヒラギノ角ゴシックとヒラギノ角ゴPro/ProNの違い
「ヒラギノ角ゴPro/ProN」は,かなり昔からmacOSに搭載されていました.もちろん,今までのmacOSの日本語フォントの主流はこちらでした.しかし,OS X El Capitanから「ヒラギノ角ゴシック」が搭載されるようになりました.
「ヒラギノ角ゴPro/ProN」ではウェイトがW3とW6の2種類しかなかったのですが,「ヒラギノ角ゴシック」はW0からW9の10種類のウェイトを選ぶことができます.また,形も微妙に違うみたいです(特に濁点とか).
それにしても,まさか統合されるとは思いませんでした.思い切った判断をしたと思います.
Chromeでのヒラギノ角ゴシックの設定方法
[設定] -> [フォントをカスタマイズ]から,標準形・サンセリフ系のフォントを「ヒラギノ角ゴシック」に変えることで,ヒラギノの匂いを体感できます.
他のアプリケーションもフォントが変わっている可能性があるので要確認.
「JNN報道特別番組」の字面ががっこいい
2019年5月1日から令和になります.自分の持っているパソコンでは未だに新元号が一発で変換できません.アップデートを忘れているんでしょうか.
さて,5月1日はテレビ局がそれぞれで報道特別番組を編成するところが多いそうです.
JNNのキー局であるTBSも例外ではありません.お昼あたりに「JNN報道特別番組」として特番を組むそうです.
それにしても,JNN報道特別番組って 字面がかっこいい と思いませんか?
他のキー局が編成する「NNN報道特別番組」とか,「FNN報道特別番組」とかの字面を見ると,角張りすぎてなにかが違う感じがします...
局のイメージもあるかもしれませんが,個人的には Jの文字が字面のかっこよさを引き立てている のではないかと考えます.
「J」という文字は左上の部分が空白です.そして,下の部分は曲面になっています.この形が字面の先頭部分にスタイリッシュな印象を与えています.
J以降の文字列は,はっきり言って四角です.先頭部分がスタイリッシュなので,字面全体を見ると新幹線のような先端部分がシュッとした形にしてくれて疾走感があってかっこいいのではないかと考えています.
個人的な考えだらけですが,共感してくれる人いないかな.
「名古屋圏の鉄道は運賃が高い」は本当?
よく名古屋の人が東京に行くとこんなことを言います.
「東京って鉄道運賃安いね」
逆に,東京・大阪から来た人が名古屋に来るとこんなことを言います.
「名古屋って鉄道運賃高いね」
果たして本当なんでしょうか?
JR同士で比較してみる
最初は各エリアのJR同士で比較してみましょう.
首都圏
まず首都圏.東京から大宮は在来線で行くとします.運賃は 550円 で,距離は 30.3km .
関西圏
次に関西圏.東京から大宮とほぼ同じ距離なのは大阪から三ノ宮.在来線を使った場合の運賃は 410円で,距離は 30.6kmです.
名古屋圏
では名古屋圏ではどうでしょう.東京から大宮とほぼ同じ距離なのは 名古屋から岐阜.在来線を使った場合の運賃は 470円 で,距離は 30.3km です.
なんと 首都圏エリアのJRより安い です.
特定区間運賃
これだけだと首都圏が割高に思えますが,実は 大阪から三ノ宮間と名古屋から岐阜間はJR側が通常よりも割安に設定した運賃 なのです.
この2つの区間は 特定区間 という区間に指定されています.本来,JRの運賃は 列車が進んだ距離 で設定されていますが,特定区間運賃はJR側が「30kmぐらい進んでいるから本来は550円だけど, 特別に正規運賃より割安にして470円にしますよ 」というものです.この特定区間は私鉄と並走している路線に対抗するために設定されることが多いです.
では正規運賃だといくらになるのか.下記の表にまとめています.
区間 | 正規運賃 |
---|---|
東京から大宮 | 550円 |
大阪から三ノ宮 | 550円 |
名古屋から岐阜 | 580円 |
名古屋圏のほうが首都圏・関西圏より 30円高い という結果になりました.首都圏と関西圏は大きな都市圏なのでJR側がちょっと安くしているのも影響しています(上記の特定区間運賃とは違います).この30円を高く見るか,安く見るかは見ている人次第ですが,個人的にはそこまで差はないのかなと思います.
私鉄同士で比較してみる
名古屋の私鉄と言ったら名鉄.その名鉄は他の地域に比べて高いのか?普通ぐらいか?安いか?首都圏の京急と関西圏の阪急で比較します.
首都圏 京急
首都圏では京急本線の品川から金沢文庫間の運賃を出してみます.品川から金沢文庫の運賃は 483円(IC) で,距離は 39.5km です.
関西圏 阪急
関西圏では阪急京都線の十三から桂間の運賃を出してみます.十三から桂の運賃は 370円 で,距離は 38.0km です.
安すぎません?阪急さん
名古屋圏 名鉄
名古屋の私鉄といえば名鉄.その名鉄の運賃はどんな感じなのでしょうか.名鉄名古屋本線の名鉄名古屋から東岡崎間の運賃を出してみます.
名鉄名古屋から東岡崎の運賃は 660円 で,距離は 38.2km です.
でら高い!!! 何この高さ.阪急の1.78倍あります.阪急が安すぎるっていうのもあるかもしれませんが,京急と比較しても高いです.
まとめ
JRで見るとそうでもなさそうですが,私鉄で見ると,確かに 名古屋圏の鉄道運賃は高い です.
今回はJRと私鉄だけで比較しましたが,地下鉄で比較するとどうなのでしょうか.また時間があればアップします.